大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線で15日朝、電車(4両編成)が切り替わっていないポイントを乗り越え、終点の門真南駅(大阪府門真市)では別の電車が止まっていたホームへつながる線路に進入していたことが分かった。けが人はなかったが、電車には約20人の乗客がおり、同駅手前で緊急停車した際の電車間の距離は約70メートルだった。
運転指令所のミスとみられる。国土交通省近畿運輸局は脱線、衝突事故につながる恐れがあったとして、原因究明と再発防止を指導した。
市交通局によると、午前5時25分ごろ、電車が京橋駅(同市都島区)を出発後、車内の列車自動制御装置(ATC)などに異常が起きた。
指令所はATCの解除を指示したが、その後は適切な指示を出さず、電車は同45分ごろに鶴見緑地駅(同市鶴見区)手前で、切り替わっていなかったポイントを通過し、破損させた。
数分後、門真南駅ではポイントが正しく切り替えられておらず、1番線に入る予定だった電車は、駅手前で1番線から2番線につながる「渡り線」に進入。指令所が気付いて運転士に伝え、緊急停止した。2番線ホームには別の電車が止まっていた。
【関連ニュース】
・
殺人容疑で夫を再逮捕=おので妻切り付ける ・
背中の傷、肺まで到達=現場から包丁発見-3人死傷放火・岡山県警 ・
国連本部で初の落語=桂小春団治さんが公演 ・
56歳男を逮捕=受験帰り男子高生重傷 ・
「ヨガ教師受け入れて」 日印EPA交渉(産経新聞)・
首相「普天間、進退かけるつもり全くない」(読売新聞)・
中2と16歳の車が事故 飲酒検問突破しパト追跡中(産経新聞)・
民主の比例新人が勉強会(産経新聞)・
<仙谷担当相>独立行政法人の役員公募 閣僚の選考を念押し(毎日新聞)